白梅学園の建学の精神はヒューマニズムです。ヒューマニズム教育とは、愛と自由の理念のもとで、全ての生徒にそなわっている才能や特徴を発見し、伸ばすことです。その上で、明るく健康で、礼儀・教養を十分に身につけた気品のある女性として、また将来に大きな夢・希望をいだける女性として世に送り出すことを目標としています。
白梅学園の創立は、今から74年前の1942年で、厳しい戦時体制下でした。当時は学校教育、特に女子の教育は十分ではなく、その時代状況を克服して、女子にしっかりした準高等教育を施す目的で、本学園は創設されたのでした。
それ以来、各時代に先駆的な役割を演じた人たちが白梅学園の運営と教育にあたってきました。初代理事長で学園長は東京大学の法学部長・教授をされた穂積重遠先生、2代目も東大法学部長・教授をされ、文化勲章も受章された牧野英一先生でした。また「保育の白梅」と評価される白梅学園の保育教育の土台を創ったのは、近代保育の先駆者で、トットちゃんこと黒柳徹子さんが最も尊敬しているという小林宗作先生でした。
このような歴史を受け継いだ清修中学校・一貫部の精神も、全ての生徒の才能・良さを発見し、大きく伸ばすことです。清修も創立10年を経過しましたが、生徒の皆さんが元気に勉学に励み、素晴らしい成果をあげている姿は、今も変わりません。
皆さんも清修で楽しく学び、才能を大きく伸ばして見ませんか。
ご挨拶