広島・京都を舞台に、世界各国からの様々な文化的背景を持つ留学生と行動・活動を共にし、英語によるコミュニケーション力を身に付けます。
また、お互いの価値観に触れながら『日本らしさ』をより多角的な視点で見つめ、考え、発信することで自分の夢や目標を考えるきっかけにもしてほしいと願っています。
現地研修の前に、まずは東京に住んでいる留学生に学校を訪問してもらい、日本に来て感じたカルチャーショックや、留学生の母国についての話をしてもらいます。生徒は、自己紹介をしたり日本文化を紹介したりすることで、英語でのコミュニケーションをとりながら、国際的な視点を養います。
バングラディシュからの留学生との交流
ジンバブエからの留学生との交流
1日目(広島)平和記念公園―2日目(広島)宮島・厳島神社―3日目(京都)1日研修―4日目(京都)清水寺等
英語国内研修は、GVSプログラムに沿って行われます。
①Don't be shy! (恥ずかしがらないで!)
②Speak in English! (英語で話そう!)
③Mistakes are OK! (間違えても大丈夫!)
④Leave no one behind! (仲間同士助け合おう!)
の4つをルールに掲げ、世界中から集まる留学生リーダーを通して、その国の歴史や文化を学ぶ。そこから日本との違いや共通点、その理由や背景について考えるプログラム。
① 留学生リーダーと、原爆ドーム・平和記念公園・平和記念資料館などを一緒に巡る。
② 留学生リーダーや外国からの観光客の方にインタビューをする。
③ 留学生リーダーに母国から見た広島に対する印象や、第二次世界大戦後の母国の変化について聞き、「なぜ広島を訪れるべきなのか」、意見交換する。
④ 広島へのインビテーションカード(招待状)を、自分たちが送りたいと思う人に向けて作成する。
① 留学生リーダーと京都市内を一緒に巡る。
② 京都や日本文化に関するクイズを留学生リーダーに出す。
③ 留学生リーダーの母国についてインタビューする。
④ 留学生リーダー自身について(学校生活、自分の夢、人生の選択など)インタビューする。
⑤ ベストショット撮影。
(左)仁和寺 (右)伏見稲荷
1日行動を共にした留学生との別れを惜しむ姿がありました。
研修が終わったあとは、その学びを定着させるために事後学習を行います。
事後学習は報告会とレポート作成で成果発表を行います。
1.英語でのスピーチ発表
2.広島GVSプログラムで作成したインビテーションカードのポスタープレゼンテーション
3.京都GVSプログラムのプレゼンテーション
4.ベストショット写真コンテスト
『英語国内研修を通して学んだこと』について英語と日本語両方でレポートにまとめます。
成果発表では、保護者、次年度予定の中学1年生にプレゼンテーションをし、質問を受け付けます。
平和についての見方や考え方、日本文化の印象だけでなく、1日行動を共にした中での会話から得たエピソードも興味深い内容でした。