1.研修までに事前学習 事前学習
社会科で歴史・地理・芸術・政治について詳しく学習し、国語科では、各自の設定テーマでリサーチペーパーを書く準備を進めます。
2.自分から行動する 研修
世界各国の留学生との交流から「新しい自分、世界の中の自分」を発見します。
3.発表する力をつける 研修報告会
パワーポイントや写真などによるプレゼンテーション形式で報告。質疑応答も行います。
海外研修へ出発する前に、社会科では各研修で訪れる国の歴史、地理、芸術、政治について詳しく学習します。さらに社会科で学んだ知識をもとに各自が研究テーマを設定し、事後レポートを書く準備を国語科で進めます。英語科のみならず、さまざまな教科が連動しながら研修の準備をする過程により、現地で過ごす時間がより充実します。
研修中は、人から指示されて動くのではなく、自ら考えて行動する自主性と積極性が常に求められます。日本にいる間も、授業への取り組みや友達との接し方を見直し、「自分で一日を作りあげる」姿勢を重んじます。また、HRや道徳の時間では、家族への感謝の気持ちを認識し、自立した生活ができる大人になるための心構えを求めます。異文化で生活する際に必要なマナーを修め、国 内生活との相違への適応ができるよう促します。
先輩から後輩へ、そして、保護者の方への感謝の気持ちを表す報告会
海外研修中の感想や意見をまとめることで、自分自身を見つめ直し、学校生活での改善へとつなげます。このような海外研修での体験や自身の反省を、後輩と保護者が参加する報告会の場で発表します。後輩に対して、持っていくと便利なものや海外で知り合った友人の様子だけではなく、研修前にしておいたほうがよいことなどのアドバイスもします。保護者の方には、研修で経験したことを通じて、普段当たり前に過ごしていた生活が家族のサポートがあってのことだと改めて認識でき、感謝を述べる機会にもなっています。