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2024年6月 2日 00:00
現在、NHKで放送中の連続テレビ小説『虎に翼』に登場する
穂高重親(ほだか しげちか)教授(小林薫さん)のモデルは、
白梅学園の前身、東京家庭学園の初代学園長の穂積重遠(ほづみ しげとお)先生です(写真/AIカラー補正)。
穂積重遠先生は、今年7月3日に新1万円札の肖像画となる渋沢栄一氏の初孫でした。
法学者で、東京帝国大学(現東京大学)法学部長、また最高裁判事、東宮大夫(とうぐうだいぶ)等を歴任し、
特に家族法の領域で多くの業績を残し「日本家族法の父」といわれる先生です。
晩年は「法は社会教育」「法は社会事業」と説きました。
東京帝国大学セツルメント(社会事業へ貧困救済、社会福祉、ボランティア活動等)の
建設にも貢献しました。現在の福祉事業の原点でもある養育院の院長を務め、
実践にも力を入れた祖父渋沢栄一から受け継いだものです。
白梅学園は、日本初の女性弁護士誕生や、福祉事業の原点にも関わった渋沢栄一の孫である穂積重遠先生の考えを受け継ぎ、
パイオニアを生み出す環境がある学園です。
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