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2019年12月12日 00:00
清修の社会科の授業では「身近なテーマで学ぶ社会科」を大切にしています。
地域のことや身近なものを題材にした授業をすることがあります。
5年生の日本史の授業では、江戸時代の新田開発の話をするときに・・・
白梅学園の横を流れる玉川上水をテーマとして取り上げました。
「江戸時代に新田開発が行われるまで、小平には人がほとんど住んでいませんでした。なぜでしょう?」
清修には電子黒板があるので、すぐにインターネットを見ることができます。
国土地理院の地図を見てみると・・・この一帯が多摩川よりも標高が高い台地の上なのがわかります。
多摩川の上流から玉川上水を引くことで、台地の上でも新田開発が可能になりました。
次に小平市立図書館のデジタルアーカイブのページを開けて、
江戸時代の小川村(現在の小平市小川)の絵図を見てみます。
「村にある百姓の土地はどんな形をしているでしょう?」
玉川上水から短冊状に百姓の田んぼが広がっているのがわかります。
学校の周りは南北に移動しやすくても、東西に移動しにくい道が多いです。
身近なテーマを教材にするだけで、授業の理解が進みますね。