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2019年5月24日 20:12
本日は、5年生(高校2年生)の理系生物の授業の様子をお伝えします。
今回、生徒たちが取り組むテーマは、「細胞膜にある4つの輸送システムを分類するために必要な視点にはどんなものがあるか」です。
生物の細胞膜には、必要なものを細胞内に取り入れるためのシステムが4つあります。
4つのシステムについての情報は、15枚のカードにバラバラに記されています。生徒たちはカードを組み合わせることで各システムの特徴を知ることができますが、これは本当に難しい。カードに書かれている情報には抽象的なものと具体的なものの両方が混在しているので、カードどうしを正しく比べ関係付けるためには各自が頭をフル回転させ、書かれている内容を抽象化したり具体化したりしなければいけないんです。
まだ授業で扱っていない分野の大変難しい内容にも関わらず、生徒たちはすごく意欲的に活動に取り組んでくれました。
各グループのメンバーは3人です。3人全員が異なった視点から意見を述べていたので、白熱した議論がかわされていました。
本校の生徒数は大変少ないですが、だからこそ、生徒たちはおたがいのことをよく知り、深く理解することができています。
そのため、どんな組み合わせでもグループをつくることが可能ですし、おたがいの特性を最大限にいかした話し合いを行えます。これに加えて、グループ数の少なさから授業担当教員が各グループに関わる機会、時間も必然的に多くなるので、生徒たちをしっかりとサポートすることができます。
生徒たちは授業内だけでなく、放課後も自主的に残って話し合いを続けていました。すばらしい!!
放課後の活動では、リケジョ(理系女子)の大先輩(!)である数学の先生(右下の写真の一番右です)も一緒に参加しました。
時には教員も生徒と同じ目線で楽しく真剣に学ぶことができる。それも清修の大きな魅力です。
清修の授業では、生徒が主体的に参加し、対話をくりかえしながら情報を共有、統合することで、学びを深めていくことができます。
来る6月1日(土)の学校説明会では,「清修の学校生活」についてご紹介します。
ぜひ、ご来校ください!(お申し込みはこちら)