卒業生インタビュー
進学先
筑波大学 総合学域群第2類
子どものころから好奇心旺盛でマイペースな私に、清修はぴったりの学校でした。学校が掲げる「フロンティア精神」を押し付けられた記憶はないのですが、生徒一人ひとりが独立して自主的に動いていました。自分をさらけ出し一人ひとりが独立して好きなことができる、やりたいことをみんなが応援してくれる。そんな自由でのびのびとした雰囲気がとても心地よかったです。アトリウムでは放課後多くの生徒が勉強していますが、私もその一人でした。途中休憩時間にはみんなでラジオ体操で体を伸ばしてリフレッシュ。一人でやるより、近くに頑張っている友だちがいる方が、「やらなきゃ」とモチベーションが上がりました。受験間近の12月、日没が早く外は真っ暗の放課後に先生が数学の補講を開いてくれたこともありました。エリコラ*、掃除の時間、さまざまなイベント、楽しかった思い出は数えきれません。幼いころ、父が連れて行ってくれたJAXA の一般公開に感動し、宇宙に携わる仕事に憧 れていました。進学先は宇宙工学の研究が盛んな大学を中心に検討しました。各大学のWEB サイトを見て、どんなことに力を入れている大学か、入ったら何ができるかを調べました。最近は、入学初年度は幅広く学び、2年次以降に専門学部(学科)を選べるという大学も増えており、筑波大学もそのひとつ。視野を広げて、そこから本当にやりたいことを見つけるのもよいと思います。いくつかの候補の中、有志学生による人工衛星打ち上げプロジェクトがある筑波大学に決めました。今、そのプロジェクトに参加しています。女子校から男子比率の高い大学・学部へ進学しましたが、まわりを気にせず好きなことに熱中できるのは、清修で身についたスタンスだと思います。近い将来、みんなに「あの人工衛星、私が打ち上げたんだよ」と言って誇れるよう、頑張ります。