卒業生インタビュー
進学先
立教大学 文学部ドイツ文学専修
多くの国の人とコミュニケーションできるマルチリンガルを目標に、大学ではドイツ文学を専攻しています。英語は自分の努力で習得しやすいので、あえて英語以外の語学を選びました。いずれは海外交流に関する仕事で、学んだことを活かしていきたいと思っています。私がこのように海外や語学へ興味を持ったのは、清修での海外研修がきっかけでした。中2でマルタへ2週間、私にとっては初の海外渡航でした。それまで海外には興味もなく、性格も恥ずかしがり屋で人と話すのも苦手。しかしこの体験が自分を大きく変えました。マルタに英語を学びに来た他の国の人とたくさん交流し、コミュニケーションの楽しさや文化の違いに驚き視野が広がりました。考え方や価値観も変わり、それまで海外で仕事するなんて考えたこともなかったのですが、語学を身につければそれもありなんだなと思うように。英語の勉強が楽しくなり、将来絶対に語学関連の大学へ進学しようと心に決めました。放課後はミッションカード(p.16)で日々英会話を楽しみ、英検は準一級まで取得しました。実はもともと勉強全般が好きではなかったのですが、英語をきっかけに他の教科も熱心に取り組むようになりました。どんな教科も、自分から進んで学ぶと面白いということがわかったのです。気がつくと勉強への苦手意識がなくなっていました。国際感覚や学ぶことの楽しさを知った6年間。ここに来なければ、今の自分はなかったと思います。友だちもみんな私のように個性を引き出され、それぞれの道へ進んでいきました。清修は、ゆっくり時間をかけて自分の好きなことを見つけられる場所。先生方に見守られ、誰もが可能性を見つけられる学校です。