昔から猫を飼っており、漠然と「獣医さんっていいな」と考えていました。でも簡単になれるものじゃない、私の成績や性格では無理だろうなとも思っていました。進路として獣医を意識し始めたのは高２のときでした。私が生まれたときからずっと一緒に過ごしてきたその猫が病気になり、1年半の闘病の末に亡くなってしまったのです。つらい出来事でしたが、そのときの獣医さんが本当に親切で丁寧で、私たち家族に寄り添ってくれたことに心から感謝しました。

そのときから獣医への道を真剣に考え始めました。高２の進路指導面談で、担任の先生からは、正直今の成績では難しいとはっきり言われました。そして、「時間が限られているから一般入試はきびしい。得意教科に絞って私大推薦で集中して戦っていこう」と、目標達成のための具体的な戦略を提示してくださいました。夢が一気に現実味を帯びた瞬間でした。清修は、本気でやりたいと思ったら難易度が高くても挑戦するように背中を押してくれる、そしてその目標実現へと道筋を作ってくれる学校です。