清修の教育方針
清修は、気品とフロンティア精神を兼ね備えた女性を育てることを教育理念としています。
そのために、建学の精神である生徒一人ひとりに備わっている才能・特徴を発見し最大限に伸ばす教育を目指しています。
これからの時代を生きる生徒たちに求められる「気品とフロンティア精神」とは、
■「気品」ある女性とは、「やさしさや思いやりの中にも、確固たる考えや生きる姿勢をもつ」
■「フロンティア精神」とは、「社会とかかわりながら、自らの人生を創造する」
将来、期待する女性像
■ 自ら人生を切り拓く女性
■ 持続可能な社会を考え行動できる女性
■ 共生社会を生きる資質ある女性
ディプロマ・ポリシー (卒業時に身に付けさせたい力)
探究的な学びから課題解決力を身に付け、主体的に自らの進路や未来を切り拓く力と豊かな人間性を備えた資質・能力の育成を目指します。
■ 知識や技能を活用して、自ら考え、判断し、行動できる
■ 自ら問いを立てて、その解決を目指し探究できる
■ 他者と協働しながら、新しい価値を生み出していくことができる
カリキュラム・ポリシー (ディプロマポリシーを実現させるための施策)
確かな学力・豊かな人間性の育成と、変化する社会に主体的に対応し得る能力・創造性を養うことを指導方針とし、その実現のためにカリキュラムを編成します。
■ 知識・技能、思考力・表現力、学びに向かう力等、基礎的基本的な学力の向上を目指す
■ 問題解決的な授業により、探究する力を育成する
■ 対話的な学びの中から、ものの見方・考え方を深めたり広げたりして、学習への興味関心を高める
アドミッション・ポリシー (入学時に期待する生徒像)
■ 自ら目標に向かって行動していく生徒
■ 自分のよさや可能性を活かしていく生徒
■ 仲間と共に高め合う生徒
女子校の魅力とは (女子校の使命)
女子教育の意義
女子教育は、これからの日本の社会の発展に重要な意義があると考えます。男性優位の考えがまだまだ日本の社会の中には存在します。男女関係なく、一人一人の能力が最大限に発揮できる社会の実現を願っています。ジェンダーに関わるアンコンシャス・バイアス(無意識の中の偏見)にとらわれることなく、自らの考えをもって主体的に行動できる女性の育成を目指します。そのために本校の育成プログラムにある「リーダーシップ研修」を通して、生徒のよさや可能性を発揮させる取り組みを行っています。
あこがれの先輩とともに
昨年度の新型コロナ禍で、生徒がリーダーシップを発揮する主要な学校行事が中止や延期される中、学校説明会の運営には生徒会が一体となって取り組みました。そこでは異学年交流を通して、お手本となる先輩の姿に「あの人のようになりたい」というロールモデル(あこがれ)を意識して、その影響を受けながら活動できました。
同じ校舎内で、中学生から高校生までが共に学校生活を送り、異年齢集団の活動が多くあることから、あこがれの先輩を追って、前向きに生活できる、これも清修の魅力です。